「建物の美」探訪と銘打ったNHK文化センター庄内教室での講義もいよいよ最終の第9講目を迎え、石井徹さん(イシイ建築設計事務所主宰)の講義で無事幕を閉じました。
講義では敷地という閉じ込められた空間の中で、庭に込められた解放感を生み出す工夫の数々を古代から近代にかけて概観し、その中でも近代を代表する庭師、小川治兵衛の代表作のひとつに数えられる「無鄰庵(むりんあん)」(京都)を取り上げて説明されました。
来年は4月から、組織も新たに、面白くて為になる講座をご用意させて頂きたいと関係者一同思っています。
因みに今回の講座で使用された「無鄰庵」の写真は先月に私自身が京都で撮ってきたものでした。京都には時々行く機会があるので今の京都の魅力もブログでお届けしていけたらいいなと思っています。